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2023.1.7

コラム

ユニットバスの工事費込みの費用相場は?格安で済ませる5つの方法

自宅のユニットバスに違和感を覚えたら、なるべく早めに工事の計画を進めることが大切です。事前に大体の計画を立てていけば、いざ使用できなくなったときにも迅速な行動がとれます。

 

ユニットバスの工事をするなら、あらかじめ費用相場を知っておくと便利です。工事費用は、各社で大きく異なります。費用相場をある程度知っておけば、工事を依頼する業者を簡単に絞れます。

 

今回の記事では、ユニットバスの工事費込みの費用相場や格安で済ませる5つの方法を紹介します。

 

工事費用をなるべく安く抑えるヒントを知りたい方や、相場を理解してから計画を立てたい方にはとくにおすすめです。

 

ユニットバスの耐用年数は15~20年程度

ユニットバスの耐用年数は、15~20年程度です。自宅のユニットバスを20年前後使用している場合は、早めに工事の計画を立てたりカタログを見たりしておくのがおすすめです。

 

ユニットバスの耐用年数は、使用頻度や環境によって若干の差が出ます。ユニットバスにヒビが入っていたりカビ・水漏れなどが酷かったりする場合には、注意が必要です。

 

ユニットバスの耐用年数を少しでも長くするためには、こまめに掃除をすることが大切です。ユニットバスを使用するときは必ず内部や排水口の掃除をしたり、壁・床についた水滴を拭き取ってあげたりするのも効果が期待できます。

 

湿気が高くならないようにこまめに換気をするのも効果的です。

 

異変が起こる前に工事の相談・見積もりを出しておくと安心


ユニットバスの工事をするかどうかは、異変が起こる前から少しずつ計画しておくと安心です。トラブルは、思いもよらないタイミングで起こります。

 

突然トラブルが起こると、人は慌ててしまうもの。高額請求をされたり不要なオプションがついていたりしても、気づかずに契約してしまう可能性は否定できません。

 

ユニットバスの工事費用をなるべく抑えるなら、前もって工事の相談やショールーム見学に行ってみることが大切です。

 

とくに、ショールーム見学をすればスタッフから直接話を聞けます。現状と自分の希望を話して、最適なユニットバスがあるかどうかをじっくり相談できるのでかなりおすすめです。

 

 

ユニットバスの工事費込みの相場

今回は、ユニットバスの工事費込みの相場を一挙紹介します。ユニットバスの工事費込みの相場は工事の種類によって大きく変動するのが現状です。

 

さまざまなパターンの相場を理解・把握しておけば、依頼する業者選びがよりスムーズに進みます。

 

・ユニットバスの工事費込みの相場は300,000円~1,500,000円前後

・ユニットバスの工事内容別の費用相場

・ユニットバスのグレード別の費用相場

・ユニットバスの素材別の費用相場

・ユニットバスのオプション別の費用相場

 

ユニットバスの工事費込みの相場は300,000円~1,500,000円前後


ユニットバスの工事費込みの相場は、300,000円~1,500,000円前後です。工事費用は、ユニットバスの本体代や工事内容によって変動します。

 

費用面を重視する方の場合は、1,000,000円以内に収められるケースもあります。本体の機能にこだわったオプションを沢山つけたりする場合は、その分費用が高額になる形です。

 

ユニットバスの工事費込みの費用を決定するときは、事前に予算をしておくのがおすすめです。予算設定をしておけば、予算内でおさまる工事内容を提案してもらえます。

 

相場を参考にしつつ、おおよその予算を決定してから見積もりを取るとよりスムーズに進むでしょう。

 

ユニットバスの工事内容別の費用相場


工事内容  費用相場
解体・撤去工事 ・100,000円前後
養生 ・30,000円前後
内装補修 ・50,000円前後
配管工事 ・80,000円前後
電気工事 ・50,000円前後
ユニットバスの組立 ・80,000~100,000円

 

ユニットバスの工事内容別の費用相場を確認すると、解体工事・組立に多額の費用が掛かっているのが理解できます。表に掲載した以外にも、劣化具合が進んでいれば別途補修工事の費用が追加される形です。

 

ユニットバスのグレード別の費用相場


グレード  費用相場
ロー ・500,000~900,000円
ミドル ・600,000~1,000,000円
ハイ ・890,000~1,200,000円

 

ユニットバスのグレード別の費用相場を表にまとめました。「ロータイプ」は最もリーズナブルで、機能・デザインも最低限です。機能性よりも費用面重視の方には、おすすめです。

 

「ハイタイプ」は、最も高額で高級感があります。多額の費用が発生しますが、機能性・デザイン性は抜群です。

 

ユニットバスの素材別の費用相場


・FRP

・人工大理石

・ヒノキ/サワラ/コウヤマキ

 

ユニットバスの素材別の費用相場は、50,000~700,000円です。最もリーズナブルなのは、FRPです。FRPを使用した浴槽は大変多く流通しており、選択肢の幅が魅力です。サビやカビに強いため、長期的に使用するのにも向いています。

 

最も高額なのは、天然石です。素材の単価が高額である分、費用も高くなります。見た目に高級感がでて、一気にリッチな気持ちになれるのが特徴です。汚れが付きにくいので、掃除がしやすいです。

 

ユニットバスのオプション別の費用相場


オプション内容  費用相場
追い炊き機能 ・30,000~40,000円
浴室換気暖房乾燥機 ・70,000~90,000円
残り湯利用機能 ・30,000~40,000円
手すり(1本) ・5,000~10,000円
浴室テレビ ・120,000~140,000円
浴室スピーカー ・50,000円前後
ジェットバス ・120,000~140,000円
給湯器交換 ・200,000円前後

 

ユニットバスのオプション別の費用相場をまとめました。表を確認すると、スピーカーやテレビ、ジェットバスの浴室を快適に過ごせるアイテムを付ければつけるほど高額になるのが分かります。

 

手すりは1本5,000~10,000円から設定できます。将来のことを考えていつでも使いやすいユニットバスを作りたい方や、年の離れた家族と暮らしている方にはとくにおすすめです。

 

 

ユニットバスの工事費込みの費用相場の内訳

・ユニットバスの本体価格

・工事費用

・諸費用

ユニットバスの工事費用の費用相場の内訳は、大きく3つです。浴室をユニットバスに交換する場合には、「交換の工事費用」がかかります

 

工事内容  工事の詳細
ユニットバスの本体価格 ・ユニットバス
工事費用 ・解体工事または撤去工事

・木工事

・電気工事

・配管接続

・ユニットバスの組立

諸費用 ・撤去代金

・出張代金

・材料費

・駐車場代 など

 

ユニットバスの工事費込みの相場の内訳を確認すると、工事費・諸費用にはさまざまなものが含まれているのが分かります。

 

見積もりを出してもらうときには、工事の詳細をしっかりと確認することが大切です。詳細を確認すれば、必要のない出費を見つけたりプロに頼みたい内容が見つかったりします。

 

浴室の劣化具合や形状などによっても費用は変動する


ユニットバスの工事費込みの料金は、浴室の劣化具合や形状などによっても変動するのが現状です。あまりにも劣化が進んでいると、解体・撤去工事以外にも補修工事が必要になります。その分、費用が上乗せされるため合計金額はより高くなってしまいます。

 

配管の劣化や柱の腐食、ひび割れなどは修理が必要です。配管は、劣化があまりにも酷い場合には50万円程度するケースもあります。

 

ただ、費用を抑えることに重点を置きすぎて劣化を放置してしまうのは非常に危険です。思わぬ事故・怪我に繋がったり、劣化が進んで現状よりも高額請求されたりする可能性があります。

 

まずは劣化具合を確認してもらい、おおよその費用見積もりを計算・確認してもらうことが大切です。

 

ユニットバスの工事費込みの費用を抑える5つのポイント

ユニットバスの工事費込みの費用を抑えるなら、5つのポイントに注目することが大切です。5つのポイントのうち1つでも実践すれば、ユニットバスの工事費用を多少抑えられる可能性があります。

 

ただ、ユニットバスの工事を行うときには費用にばかり注目するのは危険です。手抜き工事をされたり、経験の浅い業者を選んで失敗したりすることが否定できません。

 

業者選びには妥協せずに、さまざまなコツを使用しながら費用を少しでも安く抑えることが重要です。

 

・複数の業者に見積もり依頼をする

・必要最低限の機能・オプションだけをつける

・グレードの低いものを選ぶ

・地元密着型の格安業者を選ぶ

・国または地方自治体の補助金・助成金を活用する

 

複数の業者に見積もり依頼をする


ユニットバスの工事費込みの費用を抑えるなら、複数の業者に見積もりを依頼するのがおすすめです。ユニットバスの工事費用は、業者によって異なります。

 

最初から1つの業者だけに絞って見積もり・契約するのは、おすすめしません。特別なこだわりがなければ、複数の業者のなかからじっくり時間をかけて決定するのが最適です。

 

複数の業者に見積もりを出してもらえば、費用を比較できます。費用の違いやオプションの有無、工事内容の違いなど業者ごとの特徴が確認できます。

 

あらかじめ設定した予算を意識しつつ、自分に1番最適な業者の見積もりを見つけましょう。

 

必要最低限の機能・オプションだけをつける


ユニットバスの工事費込みの費用を抑えたいときは、必要最小限の機能・オプションだけをつけるのがおすすめです。機能やオプションが豊富であればあるほど、費用は高額になります。

 

必要最小限機能・オプションだけを付ければ、本当に必要なところにだけお金をかけられます。

 

自分がどうしても欲しい効果を明確にしておけば、必要な機能・オプションが分かりやすいです。心からリラックスできるゆったり空間にしたいなら光調節機能、仕事で長時間外出する方には洗濯にも便利な換気乾機機能の有無で選ぶのも1つの手段です。

 

グレードの低いものを選ぶ


ユニットバスの工事費込みの費用を抑えたいなら、なるべくグレードが低いものを選ぶのも選択肢の1つです。ユニットバスのグレードが低ければ、最新式のものよりも費用を抑えられます。

 

ただ、費用面を重視するあまりグレードを下げ過ぎてしまうのはおすすめしません。ユニットバスを利用するからには、利便性の高さが重要です。グレードが低すぎるものを選ぶと使いづらい、すぐに不具合が見つかるケースもあります。

 

最新式のユニットバスには、さまざまな嬉しい機能がついています。その分費用は高額ですが、利便性は向上しているのが現状です。ユニットバスの工事費用を安く抑えるときには、利便性・機能性の優先度合いを慎重に決定する必要があります。

 

地元密着型の格安業者を選ぶ


ユニットバスの工事費込みの費用を抑えたいときは、地元密着型の格安業者を選ぶのがおすすめです。地元密着型の業者なら、大手よりも費用を抑えられるケースは多くあります。

 

大手は圧倒的信用・信頼感がありますが、その分費用は高額になりがちです。費用面重視の方や、なるべく大きな出費は避けたい方には大手よりも地元密着型の格安業者が最適です。

 

業者を探すときには、SNSや口コミサイトに投稿されている意見が参考になるはずです。SNSや口コミサイトには、実際に利用したからこそ分かるリアルな意見が沢山あります。

 

評判が悪いところよりも、多くの人から高評価を得ている業者の方が安心して依頼できます。SNSや口コミサイトを参考にしながら、評判の良い地域密着型の格安業者に問い合わせてみましょう。

 

国または地方自治体の補助金・助成金を活用する


・バリアフリーリフォーム

・省エネリフォーム

・介護保険

 

ユニットバスの工事費込みの費用をなるべく節約したい方は、国または地方自治体の補助金・助成金を活用するのがおすすめです。国または地方自治体の補助金・助成金を受け取れるかどうかは、工事の目的・内容によって異なります。

 

補助金・助成金を申請したい方は、工事内容の確認・見直しが必要です。

 

地方自治体の補助金・助成金制度は、地域によって異なります。詳しい内容を確認するなら、お住まいの地域の自治体公式HPをチェックすることが重要です。

 

国または地方自治体の補助金・助成金を申請するためには、手続きを行う必要があります。事前に準備すべき書類は、申請内容によって異なるため注意が必要です。申請当日に準備がなされていないと、補助金・助成金を受け取れません。

 

ユニットバスの工事にかかる日数

ユニットバスの工事にかかる日数は、1~4日程度です。工事日数は現場の状況や工事内容によって異なるため、かなり幅があります。

 

事前に日数を知りたい場合は、工事の関係者に聞いておくのが1番確実です。

 

ただ、事前に日数を聞いたとしても間に合わないまたは早くできるケースもあります。工事の前後に何らかの予定を入れている方は、スケジュールに余裕をもっておくことが大切です。

 

ユニットバスの工事を行っている間は、自宅のお風呂には入れません。自宅近くでお風呂に入れる場所があるかどうかを、事前に探しておく必要もあります。

 

ユニットバスの契約までの流れ

①業者に問い合わせ

②相談・現場状況の確認

③プラン・見積もりの提案

④ショールーム見学

⑤最終見積もり・契約

⑥着工

 

ユニットバスの契約までの流れは、大きく6つに分けられます。まずは、ユニットバスのリフォーム業者に電話またはWEBから問い合わせましょう。

 

当者の対応・雰囲気をみて判断したいなら電話、スキマ時間にぱぱっと問い合わせたい方にはWEB予約が最適です。

 

プラン・見積もりを提案してもらったら、一旦家族で相談する時間を設けましょう。費用を抑えたい方は、気になる業者から見積もりをもらって複数枚を比較・検討するのが手っ取り早いです。

 

工事内容がおおよそ決まったら、ショールームでデザインを確認します。工事するものと全く同じユニットバスを展示しているショールームに行けば、実際に利用するイメージが掴みやすいです。

 

工事を依頼する業者が決まったら、最終見積もりと契約を行います。契約を行うときには工事の日程も相談しましょう。工事当日になると、業者関係者が自宅にうかがいます。自宅に傷がつかないように養生を施したら、工事開始です。

 

ユニットバスの工事費込みの費用相場を基準に見積もりを比較・検討しよう

ユニットバスの工事を行うときには、工事費込みの費用相場をあらかじめ確認しておくことが重要です。悪い業者のなかには、金額を上乗せしてきたり不要なオプションを付けてきたりする可能性があります。

 

あらかじめ費用相場を理解しておけば、相場からかけ離れた業者を避けられます。トラブルが起こるリスク・危険性を最小限に抑えられるなら、ユニットバスの工事費込みの相場を知っておくのが1番確実です。