【システムキッチン】ステンレスのメリット・デメリット|おすすめメーカー5選を徹底解剖
システムキッチンをリフォームするなら、デザインや素材にこだわるべきです。お部屋全体の雰囲気を見つつ、使いやすさにも配慮した最適な形を見つける必要があります。デザイン性・機能性の両方を実現した素材を探しましょう。
システムキッチンの素材を選ぶなら、ステンレスが最適です。格好良さ・利便性の高さ・衛生的の全てを叶えられます。ステンレスはデザイン性にも優れているため、おしゃれに敏感な方にも最適な素材です。
そこで今回は、システムキッチンのステンレスのデメリットとデメリットを紹介します。自分に最適なシステムキッチン・メーカーを知りたい方や、素材選びに迷っている方にはとくにおすすめです。
目次
- システムキッチンをステンレスにするメリット
- ①サビにくい
- ②耐熱性・耐久性に優れている
- ③掃除がしやすくて衛生的
- ④おしゃれでスタイリッシュなデザイン
- ⑤他の素材よりもお手頃価格
- システムキッチンをステンレスにするデメリット
- ①傷や凹みがつきやすい
- ②水垢や石鹼汚れがつきやすい
- ③貰いサビが付着することがある
- ステンレス天板と人工大理石天板の違いを比較【システムキッチンに使用するならどちらの材質が効果的?】
- システムキッチンをステンレス天板にするのがおすすめな人
- システムキッチンを人工大理石天板にするのがおすすめな人
- システムキッチンをステンレスにリフォームする時の費用相場
- システムキッチンの耐用年数は15~20年程度
- ステンレスシステムキッチンのおすすめメーカー5選
- クリナップ
- エイダイ(永大産業)
- サンワカンパニ
- ナスラック
- トーヨーキッチンスタイル
- システムキッチンをステンレスにして常に清潔な空間を守ろう!
システムキッチンをステンレスにするメリット
システムキッチンをステンレスにすると、大きく5つのメリットを得られます。システムキッチンは長期間、ほぼ毎日使用する場所です。デザイン性・機能性の両方を考慮したうえで、使用する素材を選ぶ必要があります。
素材選びを間違えると早く劣化が進んだり、部屋の雰囲気と合わなかったりする可能性が高いです。システムキッチンはステンレスを使用して、長期間快適に使いましょう。
①サビにくい
②耐熱性・耐久性に優れている
③掃除がしやすくて衛生的
④おしゃれでスタイリッシュなデザイン
⑤他の素材よりもお手頃価格
①サビにくい
システムキッチンをステンレスにすると、サビにくくなります。ステンレスはサビに強い性質を持っているため、水・サビ汚れにも影響を受けません。表面にささいな傷がついたとしてもすぐに自己再生するため、汚れがたまる心配は不要です。
キッチンでは水を使用するため、サビとの戦いは避けられません。サビが悪化すればするほどキッチンの劣化や衛生面への悪影響が考えられます。こまめに掃除する時間が取れない方や、サビへの強度重視の方にはステンレスが最適です。
②耐熱性・耐久性に優れている
システムキッチンをステンレスにすると、高い耐熱性・耐久性を得られます。熱いフライパンや容器を置いたとしても、キッチンの表面が焦げたり取れたりする心配はありません。外部からの衝撃に強いため、長期利用には最適な素材です。
ステンレスは耐久性に優れていて、割れる心配はありません。重たい物をぶつけてしまったとしても、多少表面が凹む程度で大掛かりな工事が必要ないのもメリットです。
③掃除がしやすくて衛生的
システムキッチンをステンレスにすると、掃除がしやすくなります。ステンレスは汚れが染み込みにくい表面に仕上がっているので、簡単に拭き取り掃除ができます。常に清潔な状態をキープできるため、衛生的です。
キッチンは、食べ物を扱う大切な場所。食中毒などのトラブルを防ぐためには、まずはキッチンを清潔に保っておくことも大切です。
④おしゃれでスタイリッシュなデザイン
ステンレスシステムキッチンは、おしゃれでスタイリッシュなデザインが魅力です。銀色のシャープでクールな見た目は、お部屋の雰囲気を変えてくれます。お部屋全体の雰囲気がクールな傾向である方や、暖かみのあるものよりもスタイリッシュなデザインが好みの方にはとくにおすすめです。
ステンレスシステムキッチンは、他の素材との相性が良いのも特徴です。インテリアや床材選びに困らないので、自分の好きなように自由にデザインできます。
⑤他の素材よりもお手頃価格
ステンレスは、他の素材よりもお手頃価格です。システムキッチンの素材には天然石や人工大理石など、さまざまなものが使用されています。ステンレスは他の素材よりも比較的リーズナブルで、交換しやすい素材です。
費用をなるべく抑えたい方や、品質も費用面も譲れない方にはステンレスがおすすめです。ステンレスは耐久性や耐熱性、サビにくさなどあらゆる点に優れています。その分長く使い続けられるので、交換頻度を下げることにも繋がり結果的にはかなりお得です。
システムキッチンをステンレスにするデメリット
システムキッチンをステンレスにするときには、3つの注意点に注目することが大切です。デザイン性・機能性の両方に優れたステンレスにも、欠点はあります。
素材選びがなかなか決まらない方は、各素材の特徴を知ることから始めてみましょう。システムキッチンをステンレスにするメリット・デメリットを知れば、自分に最適な素材であるかどうかを判断する材料になるはずです。
①傷や凹みがつきやすい
②水垢や石鹼汚れがつきやすい
③貰いサビが付着することがある
①傷や凹みがつきやすい
システムキッチンをステンレスにすると、傷が付きやすくなります。物をぶつけると、表面に傷や凹みができやすいので注意が必要です。凹みを直すためには業者に依頼する必要があります。普段から物を扱うときには、ぶつけないように気を付けましょう。
傷が気になる方は、傷がつきにくい加工が施されているステンレスを使用するのがおすすめです。ヘアライン、エンボス、バイブレーション加工などが挙げられます。
システムキッチンを掃除するときには、たわしなどの刺激が強いものを使うのがおすすめしません。表面に細かな傷がつく可能性が高いです。柔らかいスポンジやタオルなど、優しく洗えるアイテムを使用することが大切です。
②水垢や石鹼汚れがつきやすい
ステンレスは汚れにくくサビにくいのが魅力ですが、手入れを怠ると汚れはどうしてもついてしまいます。水垢や石けん汚れなどは、後々カビを発生させてしまう可能性があるため注意しましょう。
ステンレスシステムキッチンはスタイリッシュな見た目が特徴ですが、使用すればするほど表面の光沢は薄れていきます。雰囲気の変化を楽しんだり、耐久性が強いコーティングがなされているものを選んだりなど対策の選択肢は幅広いです。
③貰いサビが付着することがある
ステンレスシステムキッチンはサビにくいですが、他の商品からサビが付着するケースがあります。サビがついている状態を放置すると、キッチン自体にサビがうつってしまうので注意しましょう。
貰いサビを防ぐためには、すぐに手入れをしたりサビに強いコーティングを塗ったりするのが効果的です。サビは、劣化を進めてしまう存在です。なるべく早めに対策しておく必要があります。
水垢や石けん汚れが付着しないように、キッチンを使い終わった後は拭き掃除をして水滴を残さないのも効果的です。普段から丁寧に掃除をしていれば、ステンレスシステムキッチンの綺麗さが持続します。
ステンレス天板と人工大理石天板の違いを比較【システムキッチンに使用するならどちらの材質が効果的?】
今回は、ステンレス天板と人工大理石天板の違いを紹介します。
ステンレス天板と人工大理石天板では、与える印象も期待できる効果も異なります。自分に最適なシステムキッチンの素材を知るためには、次の項目に自分が該当しているかを確認しましょう。
システムキッチンをステンレス天板にするのがおすすめな人
①スタイリッシュな見た目のキッチンに仕上げたい方
②長期的に使用できるシステムキッチンを作りたい方
③傷や汚れがなるべく付きづらい素材がいい方
システムキッチンでステンレス天板を使用すると、スタイリッシュで格好良い見た目が魅力です。お部屋の雰囲気が大人っぽい方や、家庭的な感じよりもデザイン性のある見た目に仕上げたい方にはとくにおすすめです。
ステンレス天板は、寿命の長さも特徴です。傷や汚れに強いため、長期的に使用できます。キッチンは長期間ほぼ毎日使用する場所であるため、耐久性に注目することも大切です。
ステンレス天板は、汚れが染み込みづらくなっています。すぐに拭き取ればシミが残ることはありません。水にも強いので、サビやカビなどのリスクを最小限に抑えられます。
システムキッチンを人工大理石天板にするのがおすすめな人
①スタイリッシュよりも親しみやすさ・ふんわりとした雰囲気に仕上げたい方
②コストをなるべく抑えたい方
③お部屋の雰囲気に合わせて色やデザインを自由に選びたい
人工大理石天板は、樹脂を使用した人工素材です。アクリル系樹脂を使用した人工大理石天板では、さまざまな製品が販売されています。お部屋の雰囲気に合わせて色やデザインを自由に選びたい方や、部屋の雰囲気に統一感を出したい方にはとくにおすすめです。
ポリエステル系樹脂を使用している人工大理石天板を利用すれば、コストを抑えられます。単価が低いので、品質・費用の両方とも譲れない方には最適です。
システムキッチンをステンレスにリフォームする時の費用相場
施術内容 | 料金(税込) |
本体代 | ・本体価格
・本体の配送費 ・パーツ価格 |
工事費用 | ・解体・撤去工事
・養生工事 ・内装工事 ・配管工事 ・電気工事 ・システムキッチンの組立 |
諸費用 | ・処分費
・駐車場代 ・出張代 |
システムキッチンをステンレスにリフォームするときの費用相場は、1,000,000〜2,000,000円前後です。ステンレスシステムキッチンをリフォームするためには、「ステンレスシステムキッチンの本体代」「工事費用」「諸費用」の3つがかかります。
ステンレスシステムキッチンの工事で1番かかるのが、本体価格です。本体価格が抑えられれば、全体の費用を安く済ませられるケースもあります。
工事内容やオプションがついている場合には、予想以上の工事費用が発生するパターンもあります。ある程度予算を設定したうえで、工事費用の見積もりを比較・検討することが大切です。
ステンレスシステムキッチンのリフォーム費用に悩んだら、気になる業者から見積もりをもらうのが1番手っ取り早いです。リフォームに掛かる費用は、業者によって異なります。複数の業者から見積もりをもらえば、比較して自分に最適なところを見つけやすいです。
わざと上乗せしたり不要なオプションをつけたりする悪徳業者を見破るなら、見積もりの詳細についてたずねるのが1番確実です。細かい部分まで答えられないまたは曖昧な回答である場合には、避けましょう。
システムキッチンの耐用年数は15~20年程度
システムキッチンの耐用年数は、15〜20年程度です。使用期間が20年近く経ってきたら、点検をしたり1度リフォームの相談をしたりするのがおすすめです。普段からこまめに掃除をしていれば、耐用年数よりもより長く使い続けることもできます。
ただ、システムキッチンの劣化具合によっては早めにリフォームの時期がくるケースもあります。水漏れやサビ、カビが目立っていたり機能面に不具合を感じ始めたりしたら、早めに業者に相談・見積もりを取ってもらいましょう。
あらかじめシステムキッチンの相談・見積もりを取っておけば、万が一の事態のときにも迅速に動けます。ショールームを見に行ったり、最新デザイン・機能性をチェックしたりなど早め早めの行動が肝心です。
ステンレスシステムキッチンのおすすめメーカー5選
今回は、ステンレスシステムキッチンを販売するおすすめメーカー5選を紹介します。各メーカーの基本情報から特徴、おすすめの人などをまとめました。
ステンレスシステムキッチンを販売するメーカーは多くあるため、選ぶのに迷ってしまう方は多くいます。各メーカーの特徴を理解してから、比較・検討することが大切です。
①クリナップ
②エイダイ(永大産業)
③サンワカンパニー
④ナスラック
⑤トーヨーキッチンスタイル
クリナップ
クリナップは、ステンレスシステムキッチン界ではとくに有名です。傷に強い特殊エンボス加工を施したステンレスシステムキッチンを販売しているため、傷がつきにくく目立ちにくいのが魅力です。
表面には「美コート」と呼ばれるセラミック系の特殊コーティングが施されています。汚れを浮かすので、跡が残ったり劣化が進んだりすることはありません。
また、クリナップのステンレスシステムキッチンは一体成形になっています。つなぎ目が一切ないタイプであるため、汚れやほこりが見えないところに溜まる心配もありません。
エイダイ(永大産業)
エイダイのステンレスシステムキッチンは、機能性・デザイン性の両方に優れています。気軽に使えるように取っ手やトレーが設置されています。
他にもさまざまな機能のついたキッチンを数多く販売しているため、自分に最適な機能のついたステンレスシステムキッチンを探せます。
サンワカンパニ
サンワカンパニーのステンレスシステムキッチンは、高級感のあるデザイン性が特徴的です。圧倒的なつや感は、お部屋全体をワンランク上に見せてくれる印象があります。お部屋の雰囲気をおしゃれに仕上げたい方、デザイン性重視の方には最適です。
サンワカンパニーのステンレスシステムキッチンには、バイブレーション仕上げが施されています。傷がつきにくく目立ちにくいので、キッチンを常に綺麗に保ちたい方にもおすすめです。
ナスラック
ナスラックのステンレスシステムキッチンは、「18-8ステンレス」と呼ばれる高品質素材を採用しています。より高級感・耐久性に優れているため、その分長く使い続けられます。
ナスラックのステンレスシステムキッチンは、扉カラーを自由に選べるのも魅力です。3種類(ステンシアクリア/ステンシアレッド/ステンシアマロン)から選べるので、自分の好みやお部屋の雰囲気に合わせられます。
トーヨーキッチンスタイル
トーヨーキッチンスタイルのステンレスシステムキッチンでは、「SUS304」と呼ばれる高品質素材を使用しています。耐熱性・耐久性に優れているため、油や洗剤汚れにも強いです。変色したり汚れが定着したりすることがないので、長期的に使用するのにも向いています。
システムキッチンをステンレスにして常に清潔な空間を守ろう!
システムキッチンをステンレスにすれば、汚れや臭いがつきにくいです。耐久性に優れているため、サビやカビに強くなっています。
キッチンは、毎日使用する大切な場所。使用頻度の高いところの場合、その分劣化はどうしても進んでしまいます。少しでも長く使い続けるなら、シンプルかつスタイリッシュな見た目が素敵なステンレスシステムキッチンがおすすめです。
ステンレスシステムキッチンなら、他の素材よりも比較的リーズナブルです。費用をなるべく抑えたい方にも、ステンレスシステムキッチンならリフォームに向けて一歩踏み出せます。
ステンレスシステムキッチンを販売するメーカーは、沢山あります。各メーカーから登場しているステンレスシステムキッチンのデザインや内容、料金を確認しながら自分の希望・予算にみあうものを見つけましょう。